乳腺下法(豊胸バッグ)の前に！リスクを知っておこう

2016/05/27

豊胸手術は、貧乳や形の悪さなどで悩んでいる人はもちろん、加齢や授乳によってバストの形が変わってしまった人など、あらゆるバストの悩みに対応することが可能です。
豊胸手術の中でも、シリコンバッグを入れる人工乳腺法がもっとも認知度のある方法です。
人工乳腺法とは、シリコンでできた人工乳腺を挿入して、バストアップをはかるもので、バストアップだけでなく形を整えることも同時に行うことができます。
シリコンバッグを入れる部位によって、乳腺下法や大胸筋下法などがあり、体型や元々の胸の大きさ、大胸筋の発育具合などによって決めていきます。
乳腺下法は、痛みが少なく、乳房下溝の位置を決めやすいというメリットがありますが、皮下脂肪が薄い人の場合、シリコンバッグの輪郭が目立ちやすく不自然に見えるデメリットもあります。
大胸筋下法は、筋肉の下に挿入するため、シリコンバッグが目立ちにくいというメリットがありますが、術後の痛みが強く、シリコンバッグが移動してしまうデメリットがあります。
施術を受ける前には、しっかりとリスクも知った上で行う必要があります。

豊胸手術のいくつかの施術方法

豊胸手術にはヒアルロン酸や脂肪注入、シリコンバッグなどいくつかの施術方法があります。
シリコンバッグの施術には、乳腺下法(豊胸バッグ)と大胸筋下法(豊胸バッグ)があります。
乳腺下法(豊胸バッグ)は、乳腺の下、大胸筋の上にシリコンバッグを挿入する方法で、乳腺を傷つけることなく、安全に挿入することができる方法です。特にこの方法は、バストが垂れ下がった人におすすめで、出産後の授乳にも影響はなく、やわらかな感触で自然な仕上がりが特徴です。
大胸筋下法(豊胸バッグ)は、筋肉の下に挿入するので、シリコンバッグが目立ちにくいのが特徴で、乳房が小さい人におすすめの方法といえます。

人工の乳腺バッグは、現在では人体に害のない安全なものを使用していますが、体との境目には、薄い被膜が形成されてしまいます。これは生理的な働きなので問題はありませんが、稀に被膜が極端に厚くなる被膜拘縮が起こることがあります。被膜拘縮がおきれば、シリコンバッグを除去して入れ直しを行う必要が出てくるので、こういったリスクを回避するためにも、事前にメリットやデメリットを確認しておく必要があります。