豊胸手術は代表的な方法として3種類あります。古くから行われてきたのが豊胸バッグなど人工物を挿入する方法で、その後登場したのが自身の脂肪を注入する方法、そしてもっとも新しいものがヒアルロン酸注入法です。効果から見れば豊胸バッグ挿入法が目に見えて高いものといえますが人工物を挿入するためリスクが高いといえ、経年劣化によってバッグが破損するケースもありますし、経年による体型変化によって不自然さが出てくるといった可能性もあります。脂肪細胞注入法は自身の脂肪細胞を注入するだけなので、リスクが低いといったメリットがありますが、それでも上手く脂肪が細胞として機能しなければしこりとなるケースがあります。一方でヒアルロン酸注入法は、効果の持続時間は限定的ですがリスクがもっとも少ない方法として知られています。
いずれにしても豊胸術を行った場合には、アフターケアが重要で、アフターケアが整っているクリニックを利用するのが大切です。
ヒアルロン酸注入の豊胸はリスク
ヒアルロン酸注入の豊胸は、単純に注射器を用いてヒアルロン酸を乳房に注入して膨らませるというものです。ヒアルロン酸は生体内に存在している物質であり、間接や硝子体、皮膚、脳などに広く見られるもので、化粧品から健康食品まであらゆるものに使われているものです。このためヒアルロン酸注入の豊胸ではアレルギー反応がほとんど起らないメリットがあり、また注射器で注入するだけなので、短時間で施術が終わります。
一方でその効果は半年から1年程度とされており、注入されたヒアルロン酸は体内に吸収されてしまいバストも小さくなります。このため永久的な効果を得ることはできません。またヒアルロン酸の注入量には限りがあるので、バストアップできる量も限定的です。基本的に身体に吸収されるためアフターケアは殆ど必要ありませんが、注入されたヒアルロン酸の周りに膜ができるケースもあり、この場合にはしこりとなります。ヒアルロン酸注入の豊胸はリスクそのものは他の豊胸術に比べると低いですが、全くリスクがないわけではないことに留意する必要があります。
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