VASER併用幹細胞豊胸の修正、何が大事？

2016/05/26

VASER併用幹細胞豊胸という言葉を最近よく聞くようになりましたが、いったいどのような豊胸手術なのでしょうか？
基本的に豊胸といってまず思い浮かぶのは、シリコンを胸に入れる方法です。この方法ですと、胸を切開してそこからシリコン製のバッグを中に入れることになります。バッグの大きさによってどの程度胸を大きくするのかを決まることができるので、手術終了時の慣性状態が簡単に予想できます。
万が一形が気に入らない場合や修正した場合は、もう一度切開して手術することになります。基本的には胸の中に入れたシリコンを取り出すだけなので、比較的簡単に修正が可能です。
気軽に豊胸できるとして人気なのはヒアルロン酸の注入です。注射器で入れるだけですぐ終わるので、時間がない人でもすぐに行えます。気に入らない時は、外科的な方法で直すこともできますが、やがて分解され体内に吸収されるので、放置しても治ります。
VASER併用幹細胞豊胸手術の場合はこれらの方法とは少し違います。

一石二鳥の美容整形

VASER併用幹細胞豊胸とは、脂肪吸引を行い、吸い取った脂肪を胸に入れることで、痩せたい部分をスリムアップし、大きくしたい胸をバストアップできる、一石二鳥な方法です。
まずは脂肪吸引によって脂肪を取り出します。そのため体脂肪が少ない人では、十分量の脂肪が取れず、豊胸手術を行うことができません。さらに幹細胞と血小板を患者の体内から取り出します。これらはその後、胸に脂肪を入れるときに一緒に入れます。そうすることで、脂肪の生着率をアップさせる再生医療の技術を応用した方法です。
修正をしたい場合には、体内で胸に生着した脂肪を取り除くため、先ほど紹介した二つのものとはまた違う方法になります。エコーによってその内部を調べて、脂肪の溶解、抽出、が\外科的な手術での切除が一般的な方法です。VASER併用幹細胞豊胸では脂肪を注入しているので、まれにしこりなどができることがあるので、その場合も患者の希望に応じて修正を行うことがあります。