VASER併用幹細胞豊胸という言葉を最近よく聞くようになりました。基本的に豊胸手術というと、バストに何かを入れるというのが通常の方法です。
昔からよくあるのはバッグ挿入法です。これはシリコン製のバッグをバストに入れる方法で、大きなバストが欲しい時に効果のある方法です。しかし、永久的に使えるものではないため、生涯にわたって追加の手術が必要になります。また、破裂などのリスクも存在しています。
プチ豊胸ということで、ヒアルロン酸を注入する方法もあります。この場合大きくなるのは1カップ程度です。注射器で入れるだけなので、30分ほどで終わり、次の日から普通に暮らすことができます。若干しこりができたりしますが、その手軽さがウケて夏場などに行う人が多いです。しかし、ヒアルロン酸は体内で分解吸収されていくので、だいたい1年ほどでその効果はなくなります。そのため再度注入する必要が出てきます。
VASER併用幹細胞豊胸は体の不要な部分の脂肪を吸引して、それをバストに注入する方法です。自分の痩せたい部分の脂肪を減らし、バストアップするので体のメリハリがつきます。
脂肪量が少ない人には効果がない
VASER併用幹細胞豊胸手術の場合、まずは脂肪を取り出さなくてはいけないので体の脂肪量が少ない人には効果がありません。脂肪をバストアップに利用する場合、通常は不純物や死活細胞を取り除いて胸に入れるため、注入する量の倍以上の脂肪が必要になってきます。1カップサイズを上げるのには両方で200㏄ほど必要なので、その倍の400㏄は必要になります。
VASER併用幹細胞豊胸の場合、幹細胞と血小板を同時に胸に注入するため脂肪の生着率が従来の方法より高いです。従来の方法では50%程度でしたが、VASER併用幹細胞豊胸では70%から80%ほどの生着率になります。これは胸を大きくするのに効果的でもありますし、思い通りの形にもなりやすいということです。生着率が低いと、そのムラによって多少凸凹ができてしまうことがあります。しかし、生着率が高ければ吸収・分解されるものが少なく、注入当初の形を保ちやすくなります。また、ヒアルロン酸と違い、一度生着したものはずっとそのままの状態なので、メンテナンスがいりません。
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