豊胸治療にも様々な方法がありますが、特に豊胸バッグを挿入する方法は大幅なバストアップができることで人気となっています。
とはいえ、シリコンバッグのような異物を体内に挿入するのには抵抗がある、破損したときが心配と考える人もまた少なくありません。
そこで注目されるのが生理食塩水の豊胸バッグです。この場合は中身は生理食塩水となっていますので、もしも破損した場合も体への影響は少ないといえます。
生理食塩水は体液に近い浸透圧があり、点滴や麻酔などに幅広く利用されています。
そしてもしも流出してしまった場合にもすぐに体内に吸収され、尿として排出されますので安全性も高いですし、バッグの挿入後に食塩水を注入していきますのでもともと内容物が入っているバッグを挿入するよりも切開部分が少なくて済みます。
様々なメリットもありますが、こうした治療もメリットばかりではありませんので、デメリットもよく理解したうえで治療を進めていきましょう。
デメリットについて
生理食塩水の豊胸バッグはもしも破損したときも安全性が高いことが魅力ですが、やはりデメリットもあります。
まず、生理食塩水の豊胸バッグの場合はシリコンバッグに比べて耐久性が劣ります。それゆえにバッグの破損、内容物の流出のリスクも高いと言えます。
バッグが破損する前に取り替える必要がありますので、何度か繰り返し手術が必要となり、それだけ体の負担も大きくなりますし、多くの費用が発生することとなります。
そしてバッグは衝撃に弱い傾向があり、強い圧力がかかると破損してしまいます。
それから触り心地についても本物の胸と比べるとやや固く、それで治療をしたことが知られてしまう場合もあります。
そして本格的な豊胸治療となりますので、やはり痛みやダウンタイムが長くなることも理解しておきましょう。
最近は豊胸治療もさらに進化し、より自然な仕上がりになるバッグ、安全性に優れたバッグも登場していますので、じっくり比較して最適な治療法を選んでいきましょう。
他の人にバレてしまう可能性がある
豊胸手術で入れたバッグが大きすぎる場合や左右差がある場合には、手術を受けたことが他の人にバレる・不自然な見た目になることが考えられます。その原因は、無理な大きさのバッグの挿入、医師の技術不足などが考えられます。
気になるほど不自然に見えるという場合には、手術をやり直すという方法が最も適している方法ですが、一度手術を行っているため、体への負担は大きくなると言わざるを得ません。
胸が硬くなってしまう可能性がある
生理食塩水の入ったバッグを胸に挿入した場合、手術後に触り心地が硬くなったり、硬さに左右差が見られることがあります。このような状態をカプセル拘縮(被膜)と言いますが、これは手術直後ではなく、手術を受けてしばらくしてから見られる症状です。
これは、生理食塩水の豊胸バッグを体が異物と判断し、被膜を作った結果、そのような状態になった状態であり、症状が重い場合には挿入したバッグを取り除く必要が出てきます。
見た目や触り心地が不自然になる
生理食塩水の豊胸バッグの隠れたデメリット…リップリング原因とは。
生理食塩水の豊胸バッグを挿入する豊胸手術を受けた後に、バストに不自然なシワが出来てしまったり、部分的にいびつな形になり、触ると異物感があるというような場合のことを「リップリング」と言います。その原因は、挿入したバッグの折れやよれが考えられます。バッグを挿入した時もしくは手術後に乳房内でバッグが動いたため、カプセル拘縮による影響などが考えられます。
根本的には、挿入したバッグを取り除くしか治療法はありません。
おすすめすることが出来るクリニックを紹介
胸に関する悩みを解消することが出来るとして、人気のある豊胸手術ですが、失敗してしまっては元も子もありません。そこで、手術を失敗しないためには、信頼することが出来る医師を探すという事が大切です。
どの医師・クリニックを選べば良いか分からないという場合には、実際に手術を受けたことのある人の口コミや体験談を参考にすることをおすすめします。また、当サイトでもおすすめのクリニックを紹介しています。
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