効果の高い豊胸手術をするなら、シリコンバッグを挿入する手術が最も向いています。効果を維持できる期間がとても長いため、ヒアルロン酸注入や脂肪注入と比べて、胸がしぼんでしまうリスクが少ないというメリットがあります。
シリコンバッグには、そのバッグ自体の種類も存在しますが、挿入する位置についてもいくつかの種類があります。
今は3種類の方法が主になっています。乳腺下法と大胸筋下法、筋膜下法があげられます。この内で乳腺下法と呼ばれる挿入方法のメリットが、痛みが少なく済むというものです。
大胸筋下法、筋膜下法では、筋肉や筋膜を今ある位置から剥がす作業が必要です。剥がす際の身体への負担が大きく、術後の痛みが強く出ることがよくあります。しかし、乳腺下法では、筋肉や筋膜を剥がす必要がありません。筋肉と乳腺の間にシリコンバッグを挿入するやり方になります。そのため、異物を入れても痛みの神経に作用しにくいといったメリットを持っています。
乳腺下法(豊胸バッグ)による豊胸手術のメリット
乳腺下法(豊胸バッグ)による豊胸手術のメリットは、痛みが少ないだけではありません。手術を受けた後のダウンタイムが、他の方法よりも短く済むという魅力を持っています。
手術を受けた後の腫れはおおよそ1週間から2週間くらいです。人によってはこれよりも短くなったり、長くなることもあります。安全性は高く、メスを使った手術でありながら、施術時間は早ければ1時間もかかりません。痛みは筋肉痛に似たような感じになります。
痛みが少なく、ダウンタイムが短めな乳腺下法(豊胸バッグ)ではありますが、全ての人に向いている手術方法ではないことを知っておきましょう。この方法が向いているのは、元々の胸のサイズが一定以上ある人です。元々の胸のサイズが薄かったり、小さかったりする人は、大胸筋下法や筋膜下法のほうが向いています。
また、ある程度大きめのシリコンバッグを挿入するには、脂肪が多かったり、皮膚が比較的厚めであることが条件になりますので、注意しましょう。
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