人工乳腺バッグ手術は一般的に局所麻酔や全身麻酔などで行われます。手術後の状態によっては入院の必要がある場合もあります。そして切開範囲や切開して人工乳腺バッグを挿入口の部位、挿入するバッグの種類、術後のアフターケアにもよりますが、手術後3~4日の固定が必要となってきます。固定中は濡らさない様にしなければなりません。その為、入浴や全身シャワーなどの全身浴は出来ません。洗髪や洗顔や下半身などのシャワーなどは可能です。手術後、3日間は特に安静を要する期間です。重いものを持ったり腕を高くあげたりする作業や動作 避けて下さい。手術後1週間程で抜糸となります。それまでの間は体を使うお仕事や立ち仕事などの職業の方はお仕事を抜糸するまでの間、お休みした方がよいかもしません。手術後数時間で麻酔切れ強い筋肉痛のような痛みがでる場合もあります。ダウンタイムとして抜糸を行う一週間後には痛みが強かった頃に比べて20%~30%程になることが多いです。
ダウンタイムについて
個人差はありますが、人工乳腺バッグの具体的なダウンタイムとして腫れなどは、約7日~14日間です。脇や胸全体に出る事もあります。内出血や感染症になった場合は腫れが長引く事もあります。腫れが長引くようでしたら感染症の疑いもあるので、すぐ担当医師に相談して下さい。内出血については、手術中に細かい血管が傷付く事で内出血が起きます。切開した部分や胸全体が紫色になりますが2週間~3週間で色味も落ち着いてきます。そして強い筋肉痛の様な感覚が1ヶ月程続く方や抜糸時期までには落ち着いている方もいますが、様々です。時間の経過と共に緩和され落ち着いてはきますが、手術後1日~2日は動けない程の痛みが出る方も多いです。重い物を持つなどの刺激を与えると痛みが強くなることが多いです。少し治まってきた頃には、胸の皮膚が突っ張って伸ばされた様な硬い感じになってきますが、こちらも1ヶ月程度で落ち着いて柔らなさが出てきます。人工乳腺バッグ手術を受けた後は、ワイヤーの入った下着なども一週間程は控えた方が良いです。
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