胸が大きいと女性らしいスタイルに見られますが、身体が細い、生まれつきの体質などが原因で、あまり胸が大きくない女性もたくさん存在します。小さな胸のコンプレックスを解消するのが、人工乳腺バッグによる豊胸手術です。
他の豊胸術に比べると、大きな胸を作り出しやすいというメリットがありますが、その一方でデメリットも存在します。
人工乳腺バッグは柔らかい素材のものも存在しますが、それには限界があり、残念ながら本物の胸のような自然な状態を作り出すには難しい部分を持っています。
横になった時が顕著です。横になると、人工乳腺バッグの影響で、やや不自然に盛り上がっているように見えます。
また、さわり心地に関しても、同様の不自然さが隠せません。やや硬く感じられたり、弾力がありすぎるなどの感触がします。
身体に合ったサイズにしなければ、細い体型をしているのに、異様に胸だけが大きく目立ってしまい、かえってバランスの悪いプロポーションになっていまうのも注意すべきポイントです。
体質による人工乳腺バッグの問題点
見た目や触り心地に関するデメリットばかりではなく、体質による人工乳腺バッグの問題点についても、知っておきましょう。
人工乳腺バッグは人体にとっては、異物でしかありません。異物が体内にあると、人の身体は拒絶反応を起こすことがよくあります。
身体と人工乳腺バッグとの間に皮膜を作り出しますが、皮膜ができること自体は、特に問題にはなりません。しかし、拒絶反応によってこの皮膜が厚くなってしまう、体質の人が存在します。被膜拘縮と呼ばれる症状で、胸が硬くなってしまったり、しこりができるようになります。
感触や見た目が不自然になる原因になりますが、皮膜拘縮は軽度であれば、防ぐことが可能です。手術を行った医療機関から専用の薬をもらったり、自分自身で胸のマッサージを行うことで、予防や改善ができます。
それでも皮膜拘縮が進むのであれば、バッグを別の素材ものに交換したり、ヒアルロン酸や脂肪注入などの、別の手段を利用する方法が用意されています。
<整形失敗例まとめ>不自然なら病院へ!人工乳腺バッグのデメリットを知りたい
本来のバストと一体化しないから不自然に見えることがあります。
バストアップの手術で本来の人間が持つ異物に対する反応の一種なので、それを極力抑える、なじみ良くする医師のテクニックが重要になってきます。人体に安全なものとはいえ、体は急に異物が入ってくると過剰な反応を起こし、人工乳腺バッグの周辺に被膜ができてしまうことをカプセル拘縮(被膜)と言います。
もともと人間の持っている現象ですので完全に防ぐことは難しいのですが、最小限に、気づかない程度にすることは医師の技で可能です。
せっかくのバストがきれいに見えないリップリング
せっかく手術をしてまできれいに仕上げたバストでも、人工乳腺バッグの入れ方や入れる位置、入れる側のバストが大きさによってはしわが寄ったようなバストに見える場合もあります。
これをリップリングと呼んでおり、人工乳腺バッグがよれた状態だと、それがバスト表面にも見えてしまうことで起こります。人工乳腺バッグの皮の質や厚みも関係しますし、入れるバストのスペースが狭すぎるとしわが寄りやすくなります。
バレバレのバストアップになってしまうかも
手術した後もナチュラルではないと、周りの目が気になってしまいます。入れる位置や量の調節が自然なバストを作るコツとなります。それには経験やトータルで考えることができるスキルのある医師の判断力もポイントです。
バレる・不自然の原因はバスト周りとの調和が不自然だったり、傷が残ってしまうなどが主なものです。本人の意思の尊重も大切ですが、無理なく体の負担にならないで自然なバストに仕上げるテクニックも重要になってきます。
自然なバストを手に入れるためのおすすめ医師
美しくてナチュラルなバストアップを目指すなら、やはり医師選びは慎重にするべきでしょう。いろいろな面から判断して施術をしてくれる医師なら、体のこと、見た目などトータルで安心して任せることができます。
おすすめの医師を探すなら、経験豊富で評判も良い専門医師を紹介してもらえるサービスをチェックしてみると良いでしょう。事前に情報を少しでも手に入れられるのは心強いですから気軽に相談してみましょう。
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