乳房下縁（アンダーバスト）からの豊胸バッグ挿入のリスクとして知っておくべきこと

2016/05/30

豊胸術のひとつにバッグ挿入法がありますが、バッグを挿入する位置にもいくつか方法があります。脇からバッグを挿入する方法、乳輪周辺からバッグを挿入する方法、乳房下縁からバッグを挿入する方法があります。
乳房下縁から挿入する豊胸バッグは人気の豊胸手術で、胸のカップサイズをアップしたり、バストのたるみに効果を発揮する目的があります。また、万が一豊胸バッグを入れ替える際に、癒着や拘縮が強くついている状態でも修正がしやすいメリットがあります。修正などでは癒着や拘縮が強くついている状態で、脇からの豊胸バッグの除去や入替は困難ですが、乳房下縁から豊胸バッグを挿入する場合は、修正がしやすいのです。メリットもありますがリスクもあります。傷跡が残ったり、術後の痛みや感染、カプセル拘縮、バッグの破損による後戻りなどのリスクが考えられます。乳房下縁（アンダーバスト）からバッグを挿入する手術はリスクや失敗もあるため、技術が高い医師や病院を選ぶ必要があります。

信頼できる医師やクリニックを選ぶことが大切

乳房下縁（アンダーバスト）からの豊胸バッグ挿入は、乳腺と大胸筋の間にバッグを挿入し、大胸筋によるバッグの動きの制限を受けず、手術後のバストの揺れなどが自然に近いものとなります。触った感触が柔らかく、手術中や手術後の出血が少なく、多少垂れ下がったバストであってもバストアップすることができす、走るとバストが揺れる、寝た状態でバストが自然に流れる、術後の痛みも少なくメリットが多い方法です。乳房下縁（アンダーバスト）からバッグを挿入する方法は、元々痩せており、極端にバストの皮下脂肪が薄い場合には向かない方法です。
乳房下縁（アンダーバスト）からの豊胸バッグ挿入は、乳腺自体を切開したり切除することはないため、妊娠や授乳には問題などはありませんが、バッグの破損、カプセル拘縮、リップリング、効果や変化がないなどのリスクもあります。
再手術や修正などにならないように、手術をうける前のカウンセリングで医師の技術量や知識、経験などを事前に確認して、信頼できる医師やクリニックを選ぶことが大切です。