コンポジット豊胸に失敗するとどうなる？

2016/08/19

美容整形の１つに豊胸がありますが、治療法としてはこれまで、脂肪などを利用した注入法や、バッグプロテーゼと呼ばれる豊胸バッグを利用した方法が広く用いられてきました。

現在では、新しい治療法としてコンポジット豊胸が行なわれており、その特徴としてはこれまでの治療法の、それぞれのデメリットを補う方法になっています。両方の優位点を利用するために、バッグが浮き上がりがちな箇所にも脂肪注入をすることができ、自然で滑らかなバストラインにすることができるようになっています。また、注入をする脂肪に関しても少ない量で行なうことができるために痩せている人でも治療が可能となっています。

コンポジット豊胸では、その治療法からバッグの輪郭がでにくく、さわり心地に関しても柔らかく自然な形にすることができるようになってますが、失敗に関しても十分に考慮をしておくことが大切なことになります。また、コンポジット豊胸ではデメリットは少ないとされていますが、感染などには注意をする必要があり、経験や実績の高い医療機関を選ぶ必要があります。

コンポジット豊胸の失敗例

コンポジット豊胸では、これまでの用いられていきた治療法のメリットを併せ持った方法となっており、デメリットに関しても少ないとされていますが、施術の失敗に関しては十分に留意をした上で受けることが必要になります。
コンポジット豊胸の失敗としては、その方法の特徴から脂肪注入法によるものと豊胸バッグによるものの2つがあり、内容としては、それぞれの治療法における失敗例と同様のものになっています。

具体例としては、しこりになってしまうことや乳首の位置がずれてしまこうことがあり、結果的に左右対処ではなくなってしまうことになります。また、自然な感触にならなかったり、自分でも違和感を覚えたりすることもあり、場合によっては色素沈着を起こしてしまうこともあります。重い例としては、皮膜拘縮が悪化してしまったり、シリコンバッグが破裂してしまったりする場合もあり、他にも炎症や化膿、母乳がでなくなってしまうなどのトラブルになる場合もあります。そのために、施術では未熟な医師は絶対に避ける必要があり、名医と呼ばれる医師に依頼をすることが大切なことになります。

コンポジット豊胸での失敗例、「カップ数が大きくならない・効果が無い」のはなぜ起こる？

コンポジット豊胸は脂肪注入法とバッグ挿入を組み合わせた方式になります。これは不自然さが出てしまうバッグ挿入と、バストアップ効果が限定的な脂肪注入法のそれぞれの欠点を補ったものになります。
このため豊胸術でありがちなカップ数が大きくならない・効果が無いといったことは少ない豊胸術といえます。しかし、まったくリスクがないというわけではないため、事前のシミュレーションや信頼できる医師を選ぶことが大切です。

感染の可能性について

手術を伴う場合には感染のリスクが付き物であり、コンポジット豊胸でも同様といえます。感染が引き起こる理由としては、衛生面によるところが大きく衛生環境が整っていないクリニックではリスクが高くなります。一方で感染は衛生環境が例え整っていてもリスクがゼロになるわけではありません。このためリスクを限りなくゼロにしたいと考える医師であれば、手術前には抗生剤などを投与して身体に対抗力を持たせてから行う人もいます。

リップリングのリスクは

リップリングは、どの豊胸術でも発生するリスクのある症状です。症状としては突起を感じたり乳房の周りがでこぼこになったりするもので見た目も悪くなり、豊胸手術をしたことがわかってしまうといったものです。これは適切な位置にバッグがなかったり、縁が折れることなどで発生するものです。特にシリコンバッグなどの挿入する豊胸術で無理な豊胸を行った場合などに発生しやすくなります。また時間が経つことで身体の変化することでも発生します。

名医に依頼することでリスクは下がる

美容整形の分野では仕上がりが重要であり医師の技量が大きく左右します。また手術を行うさいには衛生面に十分に配慮しているクリニックを選ぶことも後のトラブルを避けるためにも大切です。特に経験と実績が豊富な名医に依頼すれば、あらゆるリスクが下がることになります。
ただし、リスクがゼロになるわけではなく発生するということも十分に留意する必要があります。このため名医であっても術後に起こるリスクを理解した上で行うことが大切です。