ハイブリッド豊胸は従来の豊胸バッグによる豊胸術と脂肪注入法による豊胸術を組み合わせた豊胸術になります。
豊胸バッグによる豊胸術ではシリコンバッグや生理食塩水バッグなどを用いて乳房をボリュームアップすることができますが、バッグの輪郭が浮かび上がる可能性があり不自然さが出てしまします。一方で脂肪注入による豊胸術は単体では、仕上がりは自然なものの脂肪注入によるボリュームアップできる量も限られています。
ハイブリッド豊胸では豊胸バック挿入と脂肪注入による豊胸を組み合わせることで、痩せ型の人でも大幅な乳房のボリュームアップを行え、また不自然になる輪郭部分に脂肪注入をして修正することで自然なバストラインを作ることが出来る豊胸術といえます。
ただしハイブリッド豊胸では、豊胸バックと脂肪注入の2つの豊胸術を同時に行うためリスクも大きくなります。また手術時間やダウンタイムが長く費用も2つの豊胸術を行うため高くなり、50万円から100万円以上必要になります。
ハイブリッド豊胸によるリスク
ハイブリッド豊胸によるリスクとしては、仕上がりの良し悪しのリスクと2つの豊胸術を行うということでそれぞれの豊胸術のリスクと複合することで発生するリスクがあります。
仕上がりの良し悪しに関しては医師の技量によって左右されます。修正に関してはヒアルロン酸注入などで行なわれるのが一般的です。
また個々の豊胸術のリスクとしては、豊胸バッグによるリスクとしては人工物であるため時間が経つと周辺にカルシウムが集まり石灰化によってしこりが出る可能性があります。またシリコンバッグは形が変わることはありませんが身体は変化するため、それによって不自然さが増す場合があります。一方で脂肪注入による豊胸術では、注入した脂肪細胞が上手く機能せずにしこりになる可能性があります。いずれにしてもハイブリッド豊胸ではこの2つのリスクが同時に出る可能性があります。またシリコンバッグの寿命は10年から15年程度ですので取り外しする必要があります。
- 大胸筋下法(豊胸バッグ)の失敗3例と修正手術が上手い病院のご紹介 - 2017年12月6日
- 豊胸バッグ抜去・入れ替えに失敗3つの例と修正手術と上手い病院のご紹介 - 2017年12月1日
- 豊胸バッグ挿入って失敗3つの例と修正手術が上手い病院のご紹介 - 2017年11月16日
コメントを残す