シリコンバッグによる豊胸は、1カップから3カップくらいまで、希望の大きさにすることができます。ただし、従来は触り心地が硬かったり、横になっても形が崩れず、不自然でした。これを改善したのがエンジェルバッグで、柔らかく流動性に富んだシリコンを使用しているので、重力に逆らわず、自然なバストが実現します。
エンジェルバッグは、シリコンバッグで起こりがちな被膜拘縮を起こりにくくするために、表面のテクスチャーがざらざらしています。それでも、被膜拘縮のリスクはゼロではありません。異物が体内に入ると薄い膜(被膜)で覆われる仕組みがあり、これが硬く分厚くなるのが被膜拘縮です。触ると硬く、見た目にも変形がわかるようになります。多くは1年以内に発生し、元に戻ることがないため、バッグを抜くか入れ替えます。予防策としては、拘縮予防の薬の内服や、マッサージなどがあります。アフターケアも万全なクリニックを選ぶようにしましょう。
実績豊富な信頼できるクリニックを選ぶことが大切
被膜拘縮と似ていますが、触った感じが波打ったようになるリップリングが出る場合もあります。頻度は少ないのですが、対処法としてはバッグの入れ替えか抜去が必要になります。やはり、頻度が少ないリスクとして、位置がずれることがあります。バッグの重さや筋肉の動きによるもので、再手術が必要になります。
エンジェルバッグの豊胸では、手術自体の失敗として、段差や左右差が出ることがあります。段差は医師の技術や判断ミスによるものが多く、再手術が必要になります。左右差は、バッグを入れるスペースを作るときに、左右に違いがあるのが原因です。こちらも再手術で対処します。いずれも、医師の技術的な問題ですので、実績豊富な信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
エンジェルバッグの豊胸をしていると、レントゲン検査の際に映る場合がありますので、申し出ましょう。マンモグラフィ検査は、バッグが破損する恐れがあるため、超音波検査で代用することをおすすめします。
- 大胸筋下法(豊胸バッグ)の失敗3例と修正手術が上手い病院のご紹介 - 2017年12月6日
- 豊胸バッグ抜去・入れ替えに失敗3つの例と修正手術と上手い病院のご紹介 - 2017年12月1日
- 豊胸バッグ挿入って失敗3つの例と修正手術が上手い病院のご紹介 - 2017年11月16日
コメントを残す