シリコンバッグ豊胸は、シリコンバッグを乳房に挿入することでバストアップをすることができる美容外科手術のことです。シリコンバッグ豊胸は1回の手術でバストアップでき、また限りなく大きくすることができるメリットがある反面でリスクも存在します。
リスクとしては見た目の良し悪しと異物を挿入することによる身体への負担です。見た目の良し悪しに関しては医師の技量によって大きく左右されるものであり、また無理なバストアップによって引き起こされるケースがあります。このため見た目の良し悪しを改善する方法としては、経験豊富な医師に依頼することが重要ですし、失敗したさいのアフターケアも選ぶポイントになります。一方でシリコンバッグ豊胸から身体に異物を入れることによってバストアップを達成することになりますが、異物挿入は美容外科手術に限らず、時間とともに身体への負担が大きくなります。このため将来発生するリスクについても知っておく必要があります。
シリコンバッグ豊胸のリスク
シリコンバッグ豊胸のうち放っておくことによるリスクとしては挿入年数、種類、手術法の3点があります。挿入した直後のシリコンバッグは自然な触り心地がありますが、年数が経つにつれて周りにカルシウムが沈着していくのが一般的で、これによって皮膚との間で炎症を起こす可能性もありますし、石灰化によって触り心地も変わってきます。さらに老朽化が進むとバッグが破損する可能性があります。バッグの状態を保っていれば取り出すのは容易ですが破損すると完全に除去するのが難しくなります。
一方でシリコンバッグ豊胸で使われる素材は日々進化していますが、いずれもバッグそのものは変化しないため、身体の衰えなどから胸の形が不自然な感じになります。特に豊胸術で胸を大きくすればするほどその影響は大きく出ます。また手術方法によっても形の不自然さやまた崩れの原因になるリスクがあります。
いずれにしてもシリコンバッグ豊胸は、半永久的に胸の形を保てられるものではないため、将来的に取り出すことも考えて行う必要があります。
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