豊胸方法には二つあります。脂肪注入法と豊胸バック法です。脂肪注入法はその人の腹やももなどの体の一部から脂肪を300cc搾取して、それを胸に注入します。一方で、豊胸バック法は、豊胸バックといわれる人工のバックを胸のどこに入れるかによって乳腺下法、大胸筋下法、大胸筋膜下法の3つがあります。自分の脂肪を採取する必要がある脂肪注入法と違って、豊胸バッグ法は、挿入だけなので施術時間が短いのが特徴です。そのため、乳腺下法の手術時間は、約1時間位です。日帰りの手術でできます。手術後には痛みや腫れはありますが、大胸筋下法と比較すると軽い傾向にあります。また感染を起こす可能性もあるため、手術後の数日間は抗生物質を服用します。また、痛み止めを処方しますので、痛み止めでコントロールします。来院期間は順調に行けば3ヶ月ぐらいです。乳腺下法のダウンタイムを理解しておくと、有給を利用して来院し、豊胸を完成させることができます。
乳腺下法(豊胸バッグ)のダウンタイム
乳腺下法(豊胸バッグ)のダウンタイムは、手術から抜糸まで1週間です。その後マッサージなどを開始するために、約3ヶ月で自然な状態になります。手術初日は、1~2時間位ですが、出血が大きかったり、全身麻酔を使っていた場合は、ふらつきがあるために30分ほど休んでから帰っていただきます。また、3、4日は形が崩れないようにするためにバストバンドで固定することが多いです。そして、手術の翌日に消毒に来院してもらいます。その際に、感染や内出血がなければ、夜には下半身だけのシャワーができます。再び、3日後に来院し、問題がなければ夜にはシャワーはOKです。七日目に腫れが引いたら抜糸を行います。また。この日まで腕に負荷がかかることは禁止でしたが、この日から少しずつ腕を上げるようにします。2週間後、硬縮予防のためのマッサージを開始してもらい、カプセル拘縮になるのを防ぎます。3週間後、マッサージができているかを確認します。1ヵ月後に来院し、経過を見ます。最後は3ヵ月後に、違和感がなくなって自然になったら終了です。その日までブラジャーは禁止です。また、乳腺下法(豊胸バッグ)では手術当日に痛み止めが処方されます。
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