ハイブリッド豊胸は、バックプロテーゼ豊胸と脂肪注入豊胸の良い所を組み合わせた最新の豊胸手術です。バックプロテーゼ豊胸は胸を理想の大きさにできる事で、脂肪注入豊胸はヒアルロン酸や自身の脂肪を注入するので身体への負担が少ないといえます。しかしこの二つの方法では胸本来の自然な触り心地や揺れが出ないことがリスクとなります。また脂肪注入ではヒアルロン酸の場合効果は半年、脂肪は定着すれば半永久といわれますが生着率に限界があるのも事実です。ですので胸を自分の理想の大きさにするには、金銭的にも体力・期間的負担が大きく圧し掛かります。その点ハイブリッド豊胸では、太ももや腹部の脂肪を採取・吸引して、外気に触れない状態を保ち遠心分離機にかけて不純物を取り除いて注入します。ピュアコンデンスリッチファットかピュアグラフトという純度の高い脂肪を皮下に注入することで、動きや触った感触が本来あるべき胸を代わらない仕上がりになります。
手術する病院や医師の選び方は慎重に
ハイブリッド豊胸はバックプロテーゼを挿入するために脇の下を切開し、太ももや腹部の脂肪を採取して皮下へ注入します。皮下へ注入することで動きや感触が自然なものになります。しかしハイブリッド豊胸にもリスクはつきものです。脂肪が細分化注入で内場合生着しないことも多く、体内の組織にカルシウムの結晶が沈着する石灰化やしこりが現われることがあります。石灰化の原因は注入した脂肪に不純物が混じっていることと、脂肪の注入方法によって起こります。また体内の脂肪細胞が壊死を起こして破壊される症状が出る場合もあります。単純なリスクでは左右の胸の大きさが見た目に差が出る、挿入したバックプロテーゼの輪郭が浮き出てしまったり、手術後が感染などによって化膿したり炎症を起こすこともあります。さらに子供を持ちたい女性にとって重大な問題が、母乳が出なくなるというリスクも考えられ、手術する病院や医師の選び方は慎重にならざるをえません。
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