胸が小さい方にとってとても画期的な豊胸方法にはいろいろ種類があります。
中でも最近注目をあびている豊胸プロテーゼとは、2カップ以上のバストアップを半永久的に保ちたい人向けの豊胸術のことを言います。
豊胸方法として有名なヒアルロン酸や脂肪による注入方法の場合、使用される成分が徐々に身体へ吸収されてしまうために長期間大きなバストを保つのは難しいといえます。
それに対して豊胸プロテーゼ方法は、胸がしぼむことなく挿入した当時とほぼ100%同じバストの大きさを半永久に維持できる点が最大のメリットだととても人気です。しかも2カップ以上もアップでき、自分好みの形を選ぶこともできます。また痩せている方でもできる点で今人気の豊胸方法です。
では、この豊胸プロテーゼ方法にはデメリットはないのでしょうか?もしあるのであれば、詳しく見ていきましょう。メリットとデメリット双方から比較の上検討なさることが大事であるといえます。
豊胸プロテーゼのデメリット
豊胸プロテーゼのデメリットは実はいくつかあります。
まず1つめは、豊胸バッグを入れる際に行う切開によって傷跡が残ることです。アンダーバストの部分やワキなど、目立たない部分で切開を行ないますが、それでもどうしても5cm程度の傷跡が残ってしまいます。
傷跡が目立たなくなるまで数週間はかかるので、ワキ切開の場合、当分の間はノースリーブや水着になる恰好は避けなければなりません。また、切開するので、どうしてもリスクをともないダウンタイムがかかってしまいます。
次に豊胸バッグの入れ替えが必要といえます。耐久性や皮膚のたるみ、リップリングなどの後遺症の起こりやすさを考えた場合、入れ替えは10年に1度は必要と言えるでしょう。
最後にマンモグラフィ検査が受けられないこともデメリットの1つです。乳がん検診のマンモグラフィ検査は胸を挟んで検査するので、豊胸プロテーゼをすると破損の原因となります。エコーでの検診を選択する必要があります。
以上、豊胸プロテーゼのデメリットについて見ていきました。ヒアルロン酸注入方法とも比較して選んでいただけると良いでしょう。
WHY?豊胸プロテーゼにデメリットとして「リップリングになる」という声も!
豊胸プロテーゼを入れた後にリップリングが起きてしまうリスクをまとめます。
胸に挿入する際、豊胸プロテーゼが入る空間づくりに失敗してしまったり、よれたり折れたまま入れてしまうと不自然に波打ったようなあとが肌表面にあらわれてしまう、リップリングが起きることがあります。傷跡を目立たせないために切開幅を狭くして器具を使って胸の中に入れるため、慣れていない医師が行うと起きやすくなります。
マッサージで治る場合もありますが、再度切開して位置調整が必要になってしまうことがあります。
豊胸プロテーゼの手術後にカプセル拘縮(被膜)が起きるリスク
バストサイズをアップさせたいとき豊胸プロテーゼによるバストアップを選択すると、術後にカプセル拘縮(被膜)が起きる可能性があります。異物を体内に入れることで発生する場合もありますが、手術中に血腫や感染症、体の組織液がたまってしまったりすると発生しやすくなります。
挿入するものをカプセル拘縮(被膜)が起きにくいタイプを採用したり、手術中の衛生面の配慮や血や組織液を抜き取るなどの対応をしてくれるクリニックを選ぶことが肝心です。
豊胸プロテーゼの入れ方で仕上がりが悪くバレる・不自然になるリスク
自然なデザインになるよう入れる位置がとても重要ですが、正確な位置に入れられない技術の低い医師もいるため、医師選びはとても大切です。
アンダーバストにもともとの胸のふくらみと別に段差ができてしまったり、胸の張り方が異常、左右で高さが違うなどの失敗がバレる・不自然な仕上がりにしてしまいます。
きれいな仕上がりには医師の正確な挿入技術が必要で、確かな腕があれば位置がずれた場合の修正もすぐに行ってもらうことが可能です。
おすすめのクリニックで理想のバストを目指す
理想とするバストサイズになるためには、個人の体の体質や特性に合わせた術式の選択が必要で、挿入位置も乳腺下法や大胸筋下法、筋膜下法のいずれがベストであるか判断ができる医師のもとで受けることが大切です。
全身麻酔で行われる難しい手術ですからクリニック選びを慎重に行いリスクを避け、ボリュームアップを目指しましょう。
当相談所では、おすすめの美容外科をご紹介をしておりますので、豊胸プロテーゼを希望する方はお気軽にご連絡ください。
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