豊胸手術の名医相談所-口コミや失敗

ヒアルロン酸はもともと皮膚の内部にに存在するものなので、アレルギーなどのリスクも少なく安全性の高いものです。しかし、ヒアルロン酸注入をすることでのリスクもあるので知っておくことが大切です。まず、ヒアルロン酸注入をする際には非常に細い針を使いますが、まれに注射針が皮膚内部の血管にあたることで内出血を引き起こし、内出血のあざができると消えるまでに3~5日ほどかかります。また、注入の量や注入する層を誤ると、皮膚の表面に凹凸ができたりふくらんだりします。この場合は、ヒアルロン酸分解注射で解決します。ヒアルロン酸が血管内に注入され、血管が塞がってしまう塞栓の可能性があります。必要な酸素や栄養が行き渡らなくなると、皮膚組織が壊死するため、痛みや赤みなどがある場合にはすぐに医師に見てもらう必要があります。また、感染やアレルギーに関しては、きちんと衛生管理を行っているところであれば、このような心配はほぼないと言ってもよいでしょう。

リスクが全くないわけではない

ヒアルロン酸注入の豊胸は、傷跡がほとんどなくお手軽に行えるイメージですが、安全に行えるといってもリスクが全くないわけではありません。ヒアルロン酸は水に溶けやすく体内に存在する物質であるため、徐々に体内に吸収されていきます。そのため、効果持続期間は約3年となります。その間、徐々に元の大きさに戻っていくため、持続したいのであればこまめに注入する必要があります。また、吸収される際に完全に吸収されずにしこりとなって残ってしまう場合があります。しこりとして残ると、乳がん検診などの時にしこりが邪魔になることがあります。しこりは注射器で吸い出したり、溶解したりしますが、1cm未満のしこりは対処が難しく悪影響が無い場合にはそのまま放置することがあります。そのため、バストを維持するために繰り返しヒアルロン酸注入の豊胸をすることはこれらのリスクを高めることになります。また、ヒアルロン酸の注入方法や種類によってバストの硬さがかわってくるため、施術前に医師としっかり相談することが大切です。