大胸筋筋膜下法とは、豊胸インプラント(豊胸バッグ)を乳房の内部に挿入することでバストのサイズアップを図る豊胸手術の一種です。豊胸手術は一般的に乳腺の直下に豊胸インプラントを挿入するタイプとそれ以外のタイプに分けることができますが、この大胸筋筋膜下法は後者に該当し、乳腺の直下に豊胸インプラントを挿入するのではなく、乳腺と大胸筋の間にある筋膜と呼ばれる部分に豊胸インプラントを挿入します。この豊胸手術は他の手法よりも比較的身体への負担が少なく、術後のダウンタイムも短いことが特徴ですが、その一方で適切なアフターケアを行わないと、乳房の変形が表面に表れやすいというデメリットも存在しており、手術完了から数日間の安静期間を経過した後は、施術部のケアを継続的にしっかりと行う必要があります。また、大胸筋筋膜下法では個人差はありますがほとんどの場合施術部の痛みや腫れといった症状が術後に起こるため、それらに対するアフターケアも必要です。
ダウンタイムについて
“大胸筋筋膜下法(豊胸バッグ)の術後、ダウンタイムの間は施術部に痛みや腫れといった症状が現れるのが一般的です。これらの症状は切開した部位など手術の方法によっても差がありますが、基本的には手術を受けた医療機関で処方される痛み止めや抗生物質などを服用することで対処します。なお、大胸筋筋膜下法のダウンタイムは一般的に2週間から3週間ほどといわれていますが、それを過ぎても痛みや腫れが引かない場合には必ず手術を受けた医療機関で診断を受けるようにします。
また、大胸筋筋膜下法(豊胸バッグ)のアフターケアとしては、施術部のマッサージが挙げられます。豊胸手術では体内に豊胸インプラントという異物が挿入されるため、人間の体ではそうした異物を体外へと押し出そうとするメカニズムが働きます。マッサージはそうした拒絶反応を抑えるために必要となるもので、これを行わない場合、乳房の表面に向けて豊胸バッグが押し出され、乳房の形が不自然に変形してしまうといった悪影響があらわれる可能性があります。”
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