豊胸バッグを挿入する豊胸術はどの部分にバッグを入れるかということでその効果が大きく変わってきますが、中でも多くの方が採用しているのが大胸筋下法です。
もともと乳腺の下に豊胸バッグを入れる乳腺下法が主流でしたが、その後に登場したこの大胸筋の下に豊胸バッグを入れる方法は、脂肪が少なくたるみがちなバストの方でもハリのある形を作れる方法として注目されるようになりました。
この大胸筋下法のメリットは、豊胸バッグの形がそのまま浮き出てしまうのを防ぎ、ナチュラルな立ち上がりを演出することができるという点です。
しかも大胸筋筋膜下に入れる大胸筋筋膜下法に比べて筋膜を剥がす必要がない分、体に対する負担が少ないというメリットもあります。
そのため比較的ダウンタイムが軽減されるのもこの大胸筋下法の大きなメリットとなります。
豊胸バッグが大胸筋の下に入るため、手触りが固く感じることもありますがやせ型の方などもナチュラルなバストを得られる手術法です。
大胸筋下法(豊胸バッグ)のダウンタイム
大胸筋下法(豊胸バッグ)のダウンタイムは2週間から4週間ほどで、その間は痛みや内出血、腫れなどを引き起こすこともありますので、術後のアフターケアをしっかりとする必要があります。
炎症や痛みがあった場合には美容外科クリニックから処方された鎮痛剤や消炎剤を服用して炎症を抑えて、熱を持ったパーツを冷やすなどの工夫をして過ごしましょう。
内出血などが見られても4週間ほどのうちに徐々に解消しますので、ワイヤー入りのブラジャーを避けてノンワイヤーのスポーツブラなどを装着することも必要です。
大胸筋下法(豊胸バッグ)は大胸筋下に豊胸バッグを入れるので、その分皮膜拘縮を起こしにくいというメリットがありますが、術後は支持されたバストマッサージをしっかりと行って、バストが硬くなる皮膜拘縮を防ぐようにしましょう。
大胸筋下法(豊胸バッグ)は大胸筋筋膜下法に比べて大胸筋筋膜を余分に剥がす必要がないので比較的ダウンタイムが短くて済むという魅力があります。
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